第1試合
両チーム、リーグ戦後半へむけて勝って勢いをつけたい関西学院大学と武庫川女子大学との一戦。前半、武庫川が立て続けに3Pシュートを決め流れを掴む。しかし、第2Q開始直後、関学大は連続得点で逆転。また、オフェンスリバウンドを掴み、セカンドチャンスで得点へとつなげていく。第2Q逆転に成功した関学大が47-40とリードし前半を終える。後半、開始から両チーム果敢に攻め込みファウルを貰い、フリースローで確実に得点を重ねていく。パワープレイで得点する関学大に対して、武庫川は3Pシュートで応戦するも関学大の勢いは止まらず追いつくことが出来ない。最後までオフェンスリバウンドからシュートチャンスを生み出し、リードを守りきった関学大が83-69で勝利した。
第1Q、武庫川の3Pシュートが立て続けに決まる。3Pシュートからリバウンドシュートで着実に得点を重ねていく武庫川。流れを止めたい関学大はタイムアウトを要求。タイムアウト後、武庫川#9高橋が3Pシュートを決めるも、関学大#8山口がすぐさま3Pシュートで返す。中盤、お互いシュートの打ち合いとなり途中出場の武庫川#14金子が3Pシュートを2本決める。残り3秒、関学大#8山口がブザービートで3Pシュートを決め24-28武庫川リードで第1Q終了。
第2Q、開始直後、関学大が連続で得点を重ね一気に逆転する。思わず武庫川はタイムアウトを要求する。関学大の激しいディフェンスに得点を挙げることのできない武庫川。武庫川#4土田が果敢にドライブを仕掛け得点するも、関学大はオフェンスリバウンドでセカンドチャンスを作り確実に得点を重ねていく。思うように得点できない武庫川だが、#9髙橋の3Pシュート、#7藤田の冷静なジャンプシュートで食らいつく。残り5秒、関学大#4井上がファウルをもらいフリースローを着実に2本決め、47-40関学大リードに変わり第2Q終了。
第3Q、先制点は武庫川#4土田。スピードのあるドライブからファウルを貰いフリースローを決める。両チーム果敢にリングに攻め込みファウルを誘う。関学大は、#17山下のドライブイン、#20川越の得点をきっかけに武庫川を一気に突き放す。武庫川は、関学大のオフェンスリバウンドを抑えることができずチームファウルが重なりフリースローを与えてしまう。流れを止めたい武庫川はタイムアウトを請求。タイムアウト後も関学大の激しいディフェンスは変わらない。苦しい状況の武庫川だが、#7藤田が3Pシュートのバスケットカウントを決め4点プレイ。流れを掴むと思われたが逆転することは出来ず63-50関学大リードで第3Q終える。
第4Q、関学大#4井上、#12水谷のインサイドプレイで得点を重ねる。武庫川は#9髙橋の3Pシュートで応戦するも、関学大#17山下が鋭いドライブから得点を決め武庫川のリードを許さない。中盤、関学大#5渡辺がスティールから得点に繋げる。武庫川はすぐさま#8南部の3Pシュートで反撃し、関学大はタイムアウト。残り1分30秒、武庫川は、関学大のオフェンスリバウンドを抑えられずシュートチャンスを何度も与えてしまう。最後までオフェンスリバウンドを取り、シュートチャンスを作った関学大が83-69で勝利した。
記入者 井上南緒
第2試合
両チーム、リーグ戦白星をつけたい奈良学園大学と園田学園女子大学の一戦。前半、両チームとも果敢に攻め込み、一進一退の攻防が繰り広げられる。園田大は、#46窪田のゲームメイクで得点へと繋げる。奈良学は#15目黒の力強いインサイドプレイで得点を重ねていく。両チーム一歩も譲らず、32-33奈良学リードで勝負は後半戦へ。第3Q、園田大#81西垣の3Pシュートから流れは一気に園田大へ。奈良学は、#9陽本が果敢に1対1を仕掛けるも園田大の勢いは止まらない。第4Qに入っても園田大の勢いは止まらない。奈良学はオールコートマンツーマンで激しく守り、逆転を試みるもタイムアップ。第3Qの点差を埋めることが出来ず、71-59で園田大がリーグ戦初の勝利を挙げた。
第1Q、奈良学はオールコートマンツーマンで激しく守り相手のミスを誘うも、園田大は慌てない。園田大は、#46窪田の適格なゲームメイクで得点を重ねて行く。開始5分、得点を決める事の出来ない奈良学はタイムアウトを要求する。タイムアウト後、奈良学は#9陽本が果敢に攻めこみ得点を重ねるも、追いつくことが出来ずここでタイムアップ。18-15園田大リードで第2Qを迎える。
第2Q、奈良学ボールでゲーム再開。奈良学は、#9陽本がスピードのある1対1を仕掛けるも、ゴールに嫌われ思うように得点できない。園田大はリバウンドから速攻を狙うが得点出来ず、両者均衡した状態が続く。残り4分、園田大#37稲井が3Pシュートを決めると、奈良学#9陽本が3Pシュートを決め返し、一進一退の攻防が続く。残り2分、奈良学#15目黒のバスケットカウント、#9陽本のスピードを生かしたドライブで奈良学が逆転する。32-33奈良学リードで前半戦を終える。
第3Q、園田大#31谷村のジャンプシュートから後半戦が再開。奈良学は後半も激しいディフェンスを続けるが、園田大は落ち着いて得点を重ねていく。勢いにのった園田大はディフェンスも機能し始める。離されたくない奈良学は、#15目黒の体を張った力強いインサイドプレイで応戦する。残り5分、園田大は#81西垣の3Pシュートで流れを掴み、得点を量産する。10点差がついたところで奈良学がタイムアウト。得点を取りたい奈良学だが、勢いに乗った園田大の激しいディフェンスに苦戦する。完全に流れを掴んだ園田大は#31谷村の連続得点でさらに点差を広げ、55-39園田大リードで第3Qを終える。
第4Q、奈良学#28糸数のリバウンドシュート、#9陽本と#15目黒の息の合ったコンビネーションプレーで得点を重ねる。しかし、園田大も落ち着いて決め返し点差は変わらない。点差を縮めたい奈良学は、#28糸数の気迫のこもったバスケットカウントで食らいつくがゴールに嫌われなかなか得点が続かない。残り1分、奈良学は積極的に3Pシュートを狙うも追いつくことはできない。第3Qで開いた点数を埋めることが出来ず71-59で園田大が勝利した。
記入者 山下果歩
第3試合
1つでも多く白星を取り2次リーグに繋げたい天理大学と1次リーグをトップで終えたい大阪人間科学大学の一戦。前半、天理大の力強い攻めにファウルが重なる人科大だったが、オフェンスではペースを崩さず得点していく。ゾーンディフェンスを敷く天理大は、#6足立の3Pシュートや#4上中のリバウンドで得点し、34-31人科大が一歩リードし後半戦へ。開始早々、天理大がシュートを決めるも、人科大#4塩田や#5金田がゴール下で4連続シュートを決め一気に10点差へと広げる。10点差のまま攻防が続くも天理大が意地を見せ、#14近藤の3Pシュートなどで猛進する。両チーム一進一退の攻防が続くも79-68で人科大が逃げ切り勝利をおさめた。
第1Q、先制点は人科大#5金田の3Pシュート。天理大も連携をとったディフェンスから速攻で得点する。開始4分、天理大#4上中の力強いドライブインで得点し2点差となるも、人科大の3Pシュートが決まり流れを渡さない。天理大はタイムアウトを要求。積極的にリングへ向かい人科大のファウル誘う。両者一歩も引かず均衡状態が続くなか、天理大#6足立のバスケットカウントで同点へ追いつく。残り30秒、リバウンドで粘る人科大が20-16でリードし第1Q終了。
第2Q、天理大はゾーンディフェンスに変更。相手のミスを誘い速攻で#14近藤の3Pシュートが決まる。人科大は慌てず#14峰晴がシュートやアシストで得点を重ねていく。両チーム一進一退の攻防が続く。残り1分、人科大#13高橋のシュートが決まるも、すぐに天理大が決め返し34-31人科大が一歩リードし後半戦へ。
第3Q、開始早々、天理大はセットプレイから#6足立の3Pシュートが決まり同点。しかし、人科大は#4塩田、#5金田のゴール下の力強いプレイで4連続得点。また、相手の隙を見逃さないディフェンスで、速攻を繰り返し一気に10点差に広げる。残り4分、天理大はセットプレイでチャンスを作るもゴールを揺らすことができない。流れは完全に人科大になるが、天理大#11児玉が連続で得点しチームを勢いづける。残り10秒、人科大がバスケットカウントを決め59-49人科大が点差を広げ第3Q終了。
第4Q、両チーム3Pシュートが決まる。10点差のまま3分間、攻防が繰り返されコートの中は激しさを増していく。残り5分、天理大#14近藤のシュートが連続して決まり7点差に詰め寄る。逃げ切りたい人科大は、#4塩田を投入しリバウンドを掴むもゴールを揺らすことができない。残り1分、6点差で天理大がタイムアウトを要求するも、ミスが続き人科大に得点を与えてしまいタイムアップ。79-68で人科大が勝利した。
記入者 岡田あず
第4試合
インカレ出場を目指しひとつでも多く白星を挙げたい立命館大学と2連覇を狙う大阪体育大学との一戦。前半、両チーム激しい攻防が続き均衡状態が続く。後半、大体大はディフェンスのプレッシャーを強め、相手のミスを誘い次々と得点を挙げる。流れを変えたい立命館は、ディフェンスをゾーンへ切り替える。大体大はゾーンに攻めあぐねるも、3Pシュートを連続して決め点差を広げる。立命館は、#17西田を中心に果敢に攻め込むが第3Qの点差は縮まらず70-59で大体大が勝利を挙げた。
第1Q、大体大は堅いディフェンスで中へ攻め込むことを許さない。さらに、大体大#6大城がリバウンドを支配する。対する立命館は、#17西田を中心とし素早いパスさばきでシュートチャンスを作る。また、スクリーンを使ったセットプレイで得点を重ねていく。両チームとも鋭いドライブで攻め込み得点を重ねていく。お互い一歩も譲らず20-17立命館リードで第1Qを終える。
第2Q、大体大#10奥村が鋭い1対1を仕掛けていく。さらに、#11中村も攻め込みファウルを誘う。慌てる立命館はミスが続き、タイムアウトを要求する。中盤、両チームとも得点が入らない苦しい状況が続く。大体大は素早い攻めで相手を翻弄するも、シュートにつなげることが出来ない。対する立命館は、#19本田が果敢に攻め込みシュートを狙うも得点を挙げることが出来ない。最後に大体大がタイムアウトを要求。残り5秒、セットプレイから#10奥村のシュートは決まらずタイムアップ。33-30大体大リードで後半戦へ。
第3Q、大体大#15大吉が先制点を決める。序盤から大体大は激しいオールコートマンツーマンで立命館のミスを誘う。立命館のミスから大体大が連続で得点を決め、一気に流れを掴む。すぐさま立命館はタイムアウトを要求する。タイムアウト後、立命館はディフェンスをゾーンへと変更する。しかし、大体大の流れは止まらず10点差。立命館は#15梅田のバスケットカウントで食らいつくが、すぐさま大体大#11中村が3Pシュートを決め返し、54-45と大体大が点差を広げ勝負は第4Qへ。
第4Q、立命館は変わらずゾーンディフェンスを敷く。大体大はパスを回すが思うように攻めることが出来ない。外からのシュートを強いられるも、#10奥村が3Pシュートを連続してリングへと沈める。立命館は果敢に1対1を仕掛けていくも苦しいシュートを放ち得点することができない。残り3分、点差は15点まで広がる。ここで立命館はタイムアウト。立命館は3Pシュートで応戦するも、得点へは繋がらない。大体大は、#10奥村が落ち着いたゲームメイクで試合を展開する。立命館は、#17西田を中心に懸命に食らいつくも70-59で大阪体育大学が勝利を収めた。
記入者 平山楓子