第1試合
堅い守りのゾーンディフェンスをもつ天理大学と全員で守るディフェンスの関西学院大学との一戦。開始から天理大#6足立の3Pシュートが決まり流れを掴んだように見えたが関学大#7上園、#12水谷のインサイドですかさず取り返し流れを掴む。途中天理大ディフェンスをゾーンディフェンスに変更するが関学大の流れは止まらない。しかし天理大も簡単には譲らず#8高山がリバウンドで粘り関学大に詰め寄る。関学大が堅い守りから速攻で少しずつ得点を重ねていき38対30。関学大リードで前半終了。後半両チーム得点が均衡する中、天理大#6足立がドライブインでシュートを決めるが前半と同じく関学大も#8山口がドライブインで得点を決め返す。互いにリバウンドを譲らず両チームファウルが重なる。最後に関学大#4井上がブザービートで3Pシュートを決め3Q終了。4Q開始から天理大が連続で得点し逆転のチャンスを掴むが関学大はディフェンスから流れを取り戻す。両チーム得点が入らない時間が続くが天理大#4上中が沈黙を破る。天理大の体を張ったリバウンドで関学大にファウルが重なる。しかし関学大タイムアウト後#5渡辺がドライブインでシュートを決め同点。試合はオーバータイムへ。天理大#14近藤の3Pシュート、#6足立のフリースローで天理大の勝利のように見えたが最後に関学大#4井上、#18前野の連続得点で関学大が押し切り67―65で接戦を制した。
第1Q,開始直後、天理大#6足立の3Pシュートが決まり先制点を掴む。すかさず関学大#7上園#12水谷のポストプレイで取り返す。開始から関学大#4井上のドライブイン#12水谷のパワープレイを止められず天理大タイムアウト。天理大ディフェンスをゾーンディフェンスに変更。しかし関学大#17山下のドライブインからの得点、ドライブインから#12水谷へのアシストで得点を重ねる。関学大のディフェンスに苦しむ天理大だが#8高山がリバウンドで粘り点差を詰める。関学大のポストプレイにファウルが重なる天理大、しかしスティールから天理大#6足立2本目の3Pシュートで1点差に追いつく。16―17で関学大リードのまま1Q終了。
第2Q、関学大、開始から#12水谷のインサイドでの得点#5渡辺の3Pシュートが決まる。すかさず天理大#8高山が3Pシュートで返す。両チーム激しいディフェンスで得点が決まらないなか関学大#5渡辺の3Pシュートが決まる。直後に天理大#21高木がバスケットカウントを貰い流れを渡さない。インサイドで果敢に攻める天理大に対して関学大ファウルが重なる。関学大堅いディフェンスから速攻#12水谷の力強いゴール下のシュートで天理大を少しずつ離していく。残り10秒関学大#8山口がアシストするも得点は入らず38―30関学大リードで2Q終了。
第3Q、天理大はゾーンディフェンスで後半をスタート。両チーム得点が入らない中均衡を破ったのは天理大#6足立のドライブインからの得点。対する関学大は#8山口が同じくドライブインで得点を返す。両チーム譲らないインサイドプレイとリバウドでお互いにファウルが重なっていく。天理大スティールから#6足立の3Pシュートが決まり関学大の背中を掴みたいが関学大#4井上がインサイドで連続得点し天理大のチームファウルを誘う。3Q終了間際、関学大#4井上がブザービートで3Pシュートを決め42―52で3Q終了。
第4Q、開始から天理大が連続で得点を決め関学大に2点差まで詰め寄る。そこで天理大#6足立が3Pシュートでファウルを貰い逆転のチャンス。天理大が流れを掴んだように見えたが関学大#4井上がオフェンスファウルを貰い簡単に流れを渡さない。天理大#28石見がドライブインで得点を決め1点差。両チーム得点が入らない時間が続くが天理大#4上中がシュートを決め流れを取り戻し逆転する。天理大ディフェンスから速攻で点を決め関学大を離そうとする。たまらず関学大タイムアウトを要求。関学大#12水谷がゴール下で得点を決め関学大も負けじと迫る。天理大の体を張ったリバウンドに関学大ファウルが重なる。しかし関学大#20川腰が冷静にゴール下を決め同点。すぐさま天理大#6足立がドライブインでファウルを貰いフリースローを2本決める。2点差で天理大リード。残り18秒関学大が最後のタイムアウトを要求。関学大エンドスローインから#5渡辺がドライブインで得点を決め同点。天理大学タイムアウトを要求。天理大サイドスローインから始まるが関学大得点を許さず60―60のまま延長戦へ。
オーバータイム
両チームお互いに、チームファウル5からスタート。関学大#4井上がジャンプシュートでファウルを貰い1点リード。天理大、得点に苦しむ中#14近藤が3Pシュートを決める。直後、関学大#12水谷がリバウンドから得点し逆転するが天理大#6足立が3Pシュートでファウルを貰いフリースローを2本決める。64-65。その後、関学大#4井上#18前野が続けて得点し67-65で関学大が勝利を掴んだ。
記入者 井上南緒
第2試合
インサイドプレイを中心に高さを活かしたディフェンスが特徴の立命館大学と、先日初白星を飾り勢いに乗りたい園田学園女子大学との一戦。前半、立命館はインサイドプレイでゴール下のシュートを確実に決め、園田大を突き放す。対する園田大は、#1清元、#9砂本を中心に加点していくも、立命館が41―19でリードし前半が終了。後半、園田大が激しいディフェンスで相手に詰め寄りミスを誘う。しかし、立命館はインサイドにボールを集め得点を重ねる。園田大は果敢に攻めるも及ばず74-48で立命館が勝利を収めた。
第1Q、両チーム積極的に攻めるも得点に繋がらない。その均衡を破ったのは立命館#17西田。園田大も1対1を仕掛けるも立命館の高さに阻まれネットを揺らすことができない。残り4分、園田大はタイムアウトを要求。タイムアウト後、園田大#9砂本の得点、続けて#1清元が鋭いドライブで切り込んでいく。しかし、立命館の堅いディフェンスを前に得点することができず18-6で立命館がリードし第1Qが終了。
第2Q、開始早々、園田大#19西山がバスケットカウントをもらい、落ち着いてカウントワンスローを決める。さらに、#19西山が得点し立命館との差を縮めていく。追いつかれたくない立命館は、#15梅田を中心に力強いインサイドプレイで押し込み、ゴール下で得点を重ねていく。園田大も粘り強いディフェンスからチャンスを作り出すが、得点に繋げることができない。園田大#1清本がゴール下のシュートを確実に決めるも41―19立命館がリードを広げ前半を折返す。
第3Q、立命館#18仲谷の3Pシュートで先制する。すぐさま園田大は、#1清元のスティールから速攻で得点を決め返す。さらに、園田大#81西垣が加点し50-29。このまま勢いに乗りたい園田大。しかし、立命館#19本田、#21杉野を中心に確実に得点を重ねられ点差を縮めることができない。残り2分、園田大#16篠原が3Pシュートを連続で決めるもタイムアップ。60-40立命館リードで最終Qへ。
第4Q、立命館ボールでゲームを再開。園田大は#1清元、#38中村の粘り強いディフェンスでチャンスを作り出すが、立命館の堅い守りに阻まれ得点することができない。また、点差を縮めたい園田大だが、立命館の勢いを止めることができない。お互い一歩も譲らず一進一退の攻防が続くも、立命館は高さを活かしたプレイで加点していき点差を広げ、74-48で立命館が勝利を収めた。
記入者 山下奈菜子
第3試合
ここまで白星を挙げ続けている大阪体育大学と一つでも勝ち星を挙げたい奈良学園大学の一戦。前半、序盤から両チーム激しいぶつかり合いが始まる。シーソーゲームで3点差のままタイムが過ぎ1点差で第1Qが終了する。第2Q、大体大は#4新田、#11中村が活躍を見せ、点差を11点に広げ奈良学を一気に突き放し前半を折り返す。後半、序盤から大体大は勢いに乗ると一気に20点差へと広げる。対する奈良学は、積極的に1on1を仕掛け追進する。第4Q終盤、奈良学は3Pシュートを連続して決めるとディフェンスでも粘りを見せ大体大を追い詰める。しかし、最後まで大体大の勢いを止めることはできず72-54で大体大が勝利した。
第1Q、開始早々、大体大が先制点を奪うとさらに連続して得点を重ねる。対する奈良学はインサイドプレイで得点を重ね流れを譲らない。中盤、一進一退の攻防が続き3点差でゲームが進む。終盤、奈良学#9陽本が3Pシュートを決めチームを勢いづける。直後、大体大に得点を許すもさらに得点を決め返し1点差に詰め寄る。さらに、奈良学#4小川の速攻で同点へ追いつく。しかし、残り35秒大体大がフリースローを決め21-20大体大リードで第1Q終了。
第2Q、序盤から両チーム譲ることなく激闘が繰り広げられる。シーソーゲームが続き点差は3点差のまま時間は経過する。残り4分、大体大がシュートをねじこみ5点差へと広げる。勢いづいた大体大は#11中村のバスケットカウント、#4新田の3Pシュートで点差を一気に11点まで広げる。奈良学も果敢に攻め応戦するも点差は開き37-28大体大がリードを広げ前半終了。
第3Q、両チームミスが目立ち始め得点へと繋げることができない。中盤、大体大がフリースローを3本決め15点差。大体大の勢いをきりたい奈良学は、#9陽本が流れるようなナイスアシストを魅せ得点へとつなげる。終盤、大体大のディフェンスは激しさを増し、奈良学のミスから得点を奪うと点差はさらに広がり20点差に。大体大の勢いは止まらず57-37で第3Q終了。
第4Q、先制点を大体大が決めると奈良学は3Pシュートで応戦する。しかし、大体大#4新田が連続して3Pシュートを決めると勢いは切れることなく猛進する。中盤、奈良学#20伊藤が3Pシュートを決めリズムを掴みかけるが、チームファウルが5つ重なりフリースローを相手に与えてしまう。終盤、奈良学はディフェンスの激しさが増し大体大のミスを誘い#25平川の3Pシュートへとつなげる。さらに、連続して奈良学#9陽本が3Pシュートを決め猛進する。勢いづいた奈良学だが追いつくことはできず72-54で大体大が勝利した。
記入者 池野友泉
第4試合
リーグ戦未だ無敗の大阪人間科学大学とインカレ出場に向けてひとつでも多く白星を挙げたい武庫川女子大学との一戦。第1Q、両チームともに激しい攻防で点を取り合う展開となる。しかし、第2Qで人科大は勢いをつけ、次々と得点を挙げていく。武庫川は#9高橋の3Pシュートや#4土田の1on1で応戦するも点差は広がり、34-18で後半戦へ。第3Q、#7藤田のシュートから武庫川が勢いづき猛反撃する。しかし、人科大はすぐに立て直しリードを許さない。最終Qに入り、両チームさらに激しい攻防を繰り返し次々と得点を挙げていく。武庫川の反撃で一桁まで点差を詰めるも、人科大の安定した得点力でリードを守り切り、71-61で人科大が勝利を挙げた。
第1Q、開始早々、両チームともにミスを繰り返してしまう。人科大は力強いインサイドプレイで相手のファウルを誘う。武庫川は#4土田を中心にドライブを仕掛けリングに向かい得点を重ねる。人科大#4塩田のスティールから速攻でゲームは一転、点の取り合いとなる。激しい攻防が続き両チームファウルが重なる。残り1分を切ったところで、さらにスピードあるプレイを繰り広げ得点を挙げていく。武庫川#5西原のバスケットカウントでタイムアップ。両者一歩も譲らず15-12人科大リードで第1Qを終える。
第2Q、開始2分人科大#7須田が3Pシュートを決める。すぐに武庫川はタイムアウトを要求。タイムアウト終了後、武庫川のディフェンスは激しくなり、インサイドにボールが入れば2人がかりで止めにかかる。武庫川#7藤田が果敢にリングへ向かっていくが、人科大の堅いディフェンスに阻まれ得点を挙げることができない。対する人科大は、素早いパス回しで相手を翻弄し、隙があれば攻め込んでいく。着実に得点を重ねる人科大。武庫川は#9高橋の3Pシュートで反撃するも点差は徐々に広がっていく。残り2分、人科大はバスケットカウントや速攻で得点を重ねていき、34-18と人科大がリードを広げ前半を終える。
第3Q、開始早々、武庫川#8南部が連続で得点を決め、勢いに乗りたい武庫川だがすぐさま人科大#5金田が3Pシュートを決める。両チーム、積極的にインサイドにボールを回す。中盤、武庫川#7藤田が苦しい体勢のシュートを決める。さらに、ディフェンスのプレッシャーを強め人科大のミス誘う。ミスが続く人科大は思わずタイムアウトで立て直しをはかる。しかし、武庫川の勢いは止まらず#4土田の落ち着いたゲームメイクで得点へとつなげる。終盤、人科大は#6田中のシュートを始め、徐々に得点を重ねていく。点差は一時縮まったものの、人科大リードは変わらず52-36で第3Qを終える。
第4Q、開始早々、武庫川#7藤田がバスケットカウント、3Pシュートを決める。また、オフェンスリバウンドを掴みシュートチャンスを生み出していく。人科大も外回りのシュートで応戦するも開始3分で点差は9点に縮まる。人科大は#6田中、#7須田を中心としたスピードのある攻めから得点につなげリードを許さない。開始4分、武庫川は勝負を掛けて最後のタイムアウトを要求する。11点の差を詰めたい武庫川だが、残り3分で武庫川の得点源である#8南部が5ファウルでコートを退く。両チームとも、スピードのあるプレイを展開していく。最後まで懸命に攻め続ける武庫川だが、追いつくことはできず71-61で人科大が勝利した。
記入者 平山楓子